2023/04/15 18:41

おさんぽ today  Vol.46


きょうは、朝からしとしと雨ふりです。
でも幸いにも、
大ぶりにはならなかったので、
傘をさして、おさんぽへ
行ってきました。
風も強くなくて、ラッキーです。

これくらいの雨なら
へっちゃらだい!


まえからずっと
気になっていたのですが、
このお花がどんどんと
増えてきました。
ナガミヒナゲシです。

一昔前には、このお花、
見たことがなかったと思います。
1961年に東京都世田谷区で
初めて発見されたということ。
それから爆発的な繁殖力で
あっという間に
日本中を席巻しました。

花が咲いた後、花芯がそのまま実となり、
中にはまさしくけし粒のような
黒い細かい種をたくさん作ります。
話によると、一株で16万粒の
種を作るそうです。

細かい種は、車のタイヤや
人の靴裏について広まったと
言われています。
交通量の多い街道沿いの路肩には
今頃の時期、ずっと
このお花が連なって咲いています。

またこのお花は、
ほかの植物の生育を阻害したり
害虫や動物を寄せ付けない物質を
放出するようで、
まさしくディフェンスも完璧です。

いまのところ危険植物とは
見られていないようですが、
「生態系に影響を与える植物」
としてとらえられているようです。

見た目はかわいいですが、
いい意味で言えば、
タフな植物だなーって思います。