2022/10/31 23:11

おさんぽのおとも 3 BGM


「クラシック」の中には、ほかにも好きな曲がたくさんあります。
シューマンの「トロイメライ」や、ショパンの「別れの曲」、
バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」、
サンサーンスの「動物の謝肉祭・白鳥」など。

その中でも、サンサーンスの「白鳥」は
わたしが幼稚園の時、おやつの時間にいつも流れていた曲で、
幼稚園の園庭の風景や、やさしかった先生の笑顔などが
聞くたびに、断片的に頭の中に浮かんできます。

また、前出のバッハの「G線上のアリア」は、
子供のころ、クリスマスの夜に親に連れられ出かけた繁華街で、
どこからともなく、街頭のスピーカーから聞こえてくる
イメージが強くて、街のキラキラした装飾の明かりと、
夜の肌寒さから、ノスタルジックな感覚と、
どこかうらぶれた寂しさがいっしょになったような
独特な記憶がよみがえります。

音楽って、そういう個々の人間の原点的な記憶をよみがえらせる
不思議なものですね。

写真は、カーネーションでしょうか。
大輪のきれいな花です。